北米の鶏肉加工会社

イントラロックスのFMCコンベアプログラムのおかげで、毎週発生していた異物混入インシデントがゼロに


タブレットPCを手にして、鶏肉ラインにおけるイントラロックスFMCコンベアプログラムの結果を見る従業員

イントラロックスと連携するようになってから、メンテナンス、衛生、生産の全面で態度の転換が見られました。だれもが気を配るようになり、コンベアで何かおかしいことがあれば、それに気づくようになりました。皆がより注意深くなり、その結果、損傷したベルトを見ることはずっと少なくなりました。

北米の鶏肉加工会社のメンテナンスマネージャー

お客様の目的

ある北米の鶏肉加工会社では、製品の中にプラスチックベルトモジュ ールの破片が見つかるという異物混入インシデントが毎週発生してい ました。その結果、自発的な出荷停止が頻繁に行われ、その量が最 大500万ポンド(2,270,000 kg)にのぼることもありました。取引先のあ る全国大手クイックサービス食品チェーンは、鶏肉加工会社がその問 題をどう解決するつもりなのかよく知っておきたいと考え、何回かにわ たって工場を視察する計画を立てました。鶏肉加工会社は、一刻も早 く異物混入の根本原因を特定して対処し、工場と製品の安全性に対 する顧客の疑念を取り除き、評判と取引関係が損なわれるのを防ぐ 必要があると認識していました。

イントラロックスの実施策

鶏肉加工会社はイントラロックスのFMCコンベアプログラム(評価とトレ ーニングの両方が含まれます)に参加し、イントラロックスから推奨され た事項を実施しました。まず、イントラロックスのFoodSafeTMセールスエ ンジニアとCommercial Food Sanitation(CFS)の食品安全専門家が 共同で工場の評価を行い、頻発していた異物混入インシデントの根本原因を特定しました。鶏肉加工会社のコンペアシステムと衛生作業 プロセスを精査した後、イントラロックス/CFSチームはコンベア構成と ベルトの扱い方の改善について重要な推奨を行いました。同チームは さらに、食品安全と性能を最大化するためのコンベアシステム管理方 法について講習会を開催し、工場のチームメンバーにトレーニングを提 供しました。鶏肉加工会社は、重荷重仕様エッジを備えたPK材質の イントラロックス800シリーズ・オープンヒンジフラットトップへとベルトを アップグレードして、コンベア構成上の問題に取り組みました。また、異 物混入リスクを低減できるようベルトの扱い方を変更しました。

結果

鶏肉加工会社も、その取引先もこの上なく満足な結果を得ることが できました。FMCコンベアプログラムで推奨された変更を実施して以来、工場ではベルト関連の異物混入インシデントは1度もなく、コンベア にまつわる製品出荷停止、生産停止時間、生産量ロスはゼロになりま した。歩留まりと実稼働時間が向上し、年間140万ドルもの節約がもた らされました。その改善が極めて実質的で見事だったので、イントラロッ クスとの連携後に初めて視察に訪れた取引先は、その場で2回目の視 察予定を取り消しました。