Fujian Sunner Development

総合的なソリューションとサービスでイントラロックスが鶏肉工場全体のアップグレードをサポート


イントラロックスは、優れた製品をとても迅速に届けてくれるだけでなく、ベルトソリューションと関連した付加価値サービスを提供できるプロ意識の高い企業です。

リレーテッドプロジェクトリーダー
Fujian Sunner Development

お客様の目的

アジア屈指の鶏肉加工業者、Fujian Sunner Development(以下、Sunnerと呼びます)は国内と海外の両市場向けに製品を生産しています。福建省光沢県にある第4加工工場は、高い需要を満たすため、2本のラインで1日あたり260,000羽の鶏肉を加工しなければなりませんでした。このような処理量をこなすには、作業者1000人以上というおびただしい労力が必要でした。

カッティングラインを含め工場の大部分は完全に手動で稼働し、製品の移動には何十台ものトロリーと多数のクレートが必要でした。工場には以前、摩擦駆動のコンベアがありましたが、そのコンベアに装備されていた張力のかかったポリウレタン(PU)ベルトは、スリップと蛇行を起こしやすく、メンテナンスを頻繁に要し、時折交換も必要でした。

効率を向上させ、労力への依存とストレスを軽減するため、Sunnerは、工場全体ですべての作業を自動化するという大プロジェクトに乗り出しました。自動化に加え、食品安全と衛生もプロジェクトの重要目標とされました。張力のかかったポリウレタン(PU)ベルトには、ひび割れ、コンベア裏面および内側の洗浄困難、それに伴う異物混入リスクなど潜在的な衛生リスクがあることがわかっていたので、工場幹部はそれらを排除したいと考えていました。

イントラロックスの実施策

Sunnerの広範なプロジェクト要件リストには次のようなことが含まれていました。横方向、昇り/下り傾斜、カーブを含む。

  • 複数の異なるタイプのコンベアに3000平方メートル以上の食品安全モジュールプラスチックコンベアベルトを装備
  • ベルトは非常に短期間で納入され取り付けられること
  • 装置メーカー数社のシームレスな連携
  • 工場作業者が新しい衛生手順を習得し、正しい衛生作業を確実に遂行できるよう支援する付加価値サービス

これらすべてを実現しなければならなかったので、Sunnerはプロジェクトパートナーのイントラロックスに慎重に相談しました。

イントラロックスは、SunnerのコンベアにイントラロックスFoodSafeTMベルトを取り付けました。FoodSafeベルトは、洗浄可能で高耐久性と耐化学薬品性を備えた材質でできており、ベルト関連の異物混入リスクをはじめとする食品製造上の課題を解消します。ベルトは製造して納入するまで45日しかかかりませんでした。その地域の他のベルトサプライヤーだったら、これほどのスケジュールに対応するのは難しかったでしょう。

イントラロックスのチームはさらに、取付け、衛生、用途最適化についてSunnerにコンサルティングを提供しました。また、2週間の慌ただしい取付け期間中、現場でサポートを提供し、装置メーカー数社のコーディネートも手伝いました。イントラロックスの傘下企業であるCommercial Food Sanitation (CFS)は、光沢工場スタッフを対象に衛生とコンベア設計の広範なトレーニングを実施しました。

結果

イントラロックス、Sunner、装置メーカー各社の協力によって、光沢第4鶏肉加工工場の操業は変革を遂げました。Sunnerは必要労力を著しく低減させながらも、生産目標を達成し続けています。取付け以来、生産停止も発生していません。何十台ものトロリーと多数のクレートは取り除かれ、ベルトとスペアパーツの必要在庫も大幅に減少しました。

2019年2月に取り付けられて以来、イントラロックスのFoodSafeベルトではスリップも蛇行も発生していません。そのベルトはメンテナンスがほとんどかからず、張力をかけたPUベルトよりも耐久性に大きく優れていることがわかりました。工場幹部は、FoodSafeベルトの衛生性能とイントラロックスの総合的なサービスおよびサポートの両方に満足しています。取付けから1年以内に、イントラロックスはシステムのヘルスチェックを複数回行い、Sunnerの従業員40人がCFSによる衛生とコンベア設計のトレーニングを受けました。イントラロックスは、継続的なサービスとサポートに加え、これからも毎年の現場メンテナンスサービスを続けていきます。

イントラロックスがお客様のブランド保護にどうお役に立てるのか、詳しくは当社のFoodSafeページをご覧ください。