Calbee

ThermoDrive、スナック製造会社で洗浄にかかる労働力を75%、洗浄時間を50%低減


ThermoDriveベルトに切り替えたとたん、ひびやすき間がなくなったので洗浄がずっと楽になりました。その工学的ソリューションのおかげで問題は解消されました。

Cory Kennedy氏
Calbeeコーポレートエンジニア

カルビー(Calbee)は新しいタイプのスナックを製造する日本の企業で す。ミシシッピ州セナトビアにあるその工場は、Harvest Snapsというブラ ンドのもと、エンドウ豆、黒豆、レンズ豆を原料とした押出成形の乾燥 スナックを製造しています。

カルビーは、3台ある乾燥機の1台の出口にある上昇コンベアベルト で、ヒンジ、ひび、すき間にスナックから出る粉塵が入り込んでしまうと いう課題を抱えていました。そのせいで、洗浄および衛生作業に時間 がかかり、おびただしい予定外ダウンタイムが発生しました。予備すす ぎには約40分かかり、ベルトを持ち上げてフレームを洗浄し、くずを取 り除くのに3人または4人が必要でした。食品安全と品質を確保する ために不可欠なATPふきとり検査で不合格となったベルトを、何度か 再洗浄しなければならないこともたびたびでした。ベルトは寿命末期 になると定期的に点検と修理を要し、その結果、生産停止時間が毎週最大2時間増えてしまいました。

ベルトを別のものに替えるべきなのは、明らかでした。

カルビーのコーポレートエンジニア、Cory Kennedy氏は、20年近く良好 な関係を保ってきたイントラロックスの顧客担当マネージャーに問い合わ せました。いくつかのイントラロックスソリューションを検討後、Kennedy 氏はポリウレタンA23で作られたThermoDriveベルトを採用してコン ベアを改造することにしました。ThermoDriveベルトは、表面にまっ たく開孔がなく均質で平らなので容易に洗浄でき、また、軽量に設計されているため定置洗浄が楽にでき、必要労働力も少なくなります。A23材質は212°F(100℃)と定格温度が高いので、乾燥機を出 たばかりの製品に最適です。

改造してから1カ月経たないうちに、カルビーは大きな成果を実感しま した。ベルトは1人で楽に持ち上げてフレームを洗浄できるようにな り、洗浄にかかる労働力は75%、時間は50%減少したのです。それだ けでなく、衛生作業チームは、洗浄サイクルを繰り返すことなくATP ふきとり検査で100%の合格率を達成できました。

「ThermoDriveベルトに切り替えたとたん、ひびやすき間がなくなった ので洗浄がずっと楽になりました。その工学的ソリューションのおかげ で問題は解消されました。」と、Kennedy氏は言います。

カルビーとイントラロックスは、パートナーシップを順調に継続し、現 在、セナトビア工場の他のモジュールベルトを今後2年かけて交換す るプロジェクトに取り組んでいます。

ThermoDriveベルトは包装供給上昇コンベアのより高い基準を打ち立てます。さらに詳しく知るには