Balaji Wafers社

Balaji Wafers社が塩味スナックラインの自動化をイントラロックスのパレタイザー用パッカーソリューションで実現


ARB装置によって搬送される、Balaji Wafers社の製品が入った段ボール箱

3つの工場にイントラロックスの合流ソリューションと振分けソリューションを設置して以来、性能はシームレスで、この部分に関して問題はまったく発生していません。引き続き、今後のレイアウトについても、イントラロックスに協力を求めるようにチームに指示しています。イントラロックスは、信頼できるパートナーです、単なるサプライヤではありません。

Keyur Virani氏
Balaji Wafers社ディレクター

お客様の目的 

Balaji Wafers社は、インドの大手スナック食品メーカーです。製品の袋を、手作業で段ボール箱に詰め、その箱を手押し台車を使って運び、手作業でパレット積みしていました。同社の塩味スナックに対する需要の高まりを受け、パッカーとパレタイザーのエリアの作業を手作業で対応することはできないと経営陣は考えました。そこで、自動ケースパッカー(ACP)を導入して手作業での袋詰めを廃止し、協力ロボット(COBOT)を導入して3つの工場におけるパレット積みを自動化することにしました。その際の課題は、限られたスペースでACPとCOBOTの間をどうやって効率的に箱を移動させるかです。信頼性に優れ、メンテナンスの必要性の低い搬送ソリューションを導入すべく、イントラロックスと提携しました。

イントラロックスによるソリューション 

イントラロックスのチームは、既存の設置面積に収まる最適な搬送方法を特定するため、ラインレイアウトコンサルティングサービスを実施しました。Demo3Dを使用して各種の技術をシミュレーションおよび比較した結果を見て、Balaji Wafers社の経営陣は、イントラロックスの推奨が最適だと判断しました。箱はACPを通って梱包され、イントラロックスのアクティベイテッド・ローラーベルト(ARB)仮想ポケット合流によって高速でトランクラインに搬送されました。続いて、SKUに基づいてARB直角乗継ぎS400によって仕分けされ、COBOTに搬送されて自動的にパレット積みされました。コンベアを接続するために、ACPとCOBOTの間にイントラロックスモジュールプラスチックベルト(MPB)が設置されました。イントラロックスは、Balaji社が信頼するOEMパートナーのOMTECH社と緊密に連携し、設計のサポートとトレーニングを実施しました。さらに、Balaji社の全ラインにおけるコンベア関連の問題に対処するため、リモートでの設置監視、設置後の監査、装置状態のチェック(半年に1回)といったサービスも実施しました。

結果 

イントラロックスと取引を開始した2020年以降、Balaji社工場における主要な用途において、予期しない稼動停止時間はまったく発生していません。ベルトシステムと自動システムはシームレスに稼働しており、メンテナンスの必要性は最小限です。同社が望んでいたことすべてが実現されました。イントラロックスのARB技術は、ケースのサイズ、種類、処理能力の変更に対応する能力を備えています。バックエンドを自動化したことで、将来的にも万全の体制が整いました。