Shanthi Feeds

イントラロックスのサービス、設計、技術の力を借りて鶏肉加工業者が世界トップクラスの食品安全性を実現


養鶏場内のサーモドライブ コンベア ベルト上の生の鶏肉

イントラロックスのソリューションは、衛生的で高品質な製品をお客様に提供することを実現してくれると同時に、施設の衛生を向上させながらプロセスの主要な部分における水の消費量、時間、労働力の削減を達成してくれました。

V Ilayaraja
Shanthi Feeds社鶏肉加工部門のゼネラルマネージャー

お客様の目的

鶏肉加工業者であるShanthi Feeds社はインドのコインバトールの生産能力を時間あたり6,000羽から12,000羽へと倍増させるにあたり、世界トップクラスの基準、プロセス、装置を備えた搬送ソリューションを必要としていました。特に、搬送を安全で効率的なものにすることをShanthi社は求めていました。Shanthi社は、装置の洗浄のしにくさ、異物による汚染、スプロケットのスリップなど、既存の搬送ソリューションにいくつかの課題を抱えていたことから、洗浄時間、水の消費量、メンテナンスコストが膨大にかかっていました。Shanthi社が工場の能力を拡張するにあたって、こうした問題を解消するにはコンベア設計とベルト技術のどちらも最適化することが重要でした。

イントラロックスによるソリューション

イントラロックスは鶏肉加工業界での豊富な経験と、世界トップクラスの技術、サービス、サポートを活用し、Shanthi社の新工場のため、クラス最高の搬送ソリューションの設計と導入に協力しました。Intraloxの傘下企業であるCommercial Food Sanitation(CFS)は、最適な衛生と最大限の洗浄性を実現するため、コンベアの設計と材質の選定のコンサルティングサービスを提供しました。またCFSは、湿気の蓄積や製品の汚染を防ぐために、建物間の搬送トンネル、天井、排水の設計におけるコンサルタントを行い、Shanthi社が明確な装置の洗浄ガイドラインを確立するのに協力しました。

IイントラロックスはShanthi社のOEMと密に連携を取り、コンベアを作り上げました。イントラロックスはコンベアの建設後、そして工場受入試験 (FAT)で検査を実施し、承認しました。50以上ものコンベアが建設され、コインバトールの工場へ運び込まれました。その長さは合計で400 mを超すものになりました。モジュールプラスチックベルトに加え、Intralox ThermoDrive (サーモドライブ)技術(洗浄が極めて容易なフラットで均質な熱可塑性プラスチックベルトを含む)は、Shanthi社が衛生要件の高い用途において食品安全性の目標を達成するのに役立ちました。製品の搬出用に工夫された「2段式」のベルト構成により、プラスチックのクレートや、工場内でクレートを人の手で移動させる作業が不要になり、汚染リスクをさらに減らすことができました。

結果 

イントラロックスとCFSの協力により、Shanthi社の新しい世界トップクラスの施設は、期待を上回る最高の性能で2021年3月までに稼働を開始することができました。イントラロックスのベルトを使用することで、Shanthi社はベルトとコンベアのメンテナンスと洗浄に費やしていた時間を大幅に短縮することができました。ベルトへのアクセスが改善され、イントラロックスのサーモドライブ技術によって洗浄が簡便化されたことで、コンベアの洗浄に必要な水の量も半分に減らすことができました。