Marie-Sablé

Marie、イントラロックスのサイドドライブ技術によりメンテナンスコストを大幅に削減


MarieのSablé工場におけるイントラロックスのサイドドライブエレベーター

イントラロックスのサイドドライブの革新的コンセプトのおかげでメンテナンス要件が緩和されて電力消費量が削減されますので、スパイラルエレベーターの効率が向上し、最終的には生産ラインの信頼性が保証されます。

Stephane Lemiale
Marie メンテナンス・新規プロジェクトマネージャー

お客様の目的

生鮮食品と調理済み冷凍食品のメーカーであり、LDCブランドグループの一員であるMarieは、Sablé sur Sarthe工場において包装前にトレーを上昇させるための新規ラインを追加する必要がありました。このラインは、より高い生産量で処理する必要がありました。この工場の既存ラインには、メタルエッジベアリング入りの3階層スパイラルが装備されていて、6か月ごとに交換する必要がありました。メタルエッジベアリングをステンレス鋼製へとアップグレードすることによりベアリングの寿命は12か月にまで延びたのですが、ベアリングを備えた搬送システムは新規ラインのメンテナンス時間とコストをかなり押し上げてしまうことを、Marieは知っていました。

イントラロックスの実施策

MarieのパートナーOEMであるフランスメーカーのCIPABは、エッジベアリング入りのスパイラルに代わる堅牢で信頼性の高い技術として、イントラロックスのサイドドライブ技術を提示しました。サイドドライブの柔軟性と高いメンテナンス性により、製品品質が全体的に向上し、コストのかかる摩耗部品を使用せずに済むことをMarieは理解しました。さらに、駆動モーターが増える(階層ごとに1個)ために、サイドドライブによってテンションとベルト負荷が下がり、メンテナンスの労働時間とコストが削減されます。

サイドドライブの導入には週末1回しかかからず、予期せぬこともつまずきも一切起こらず、この技術は直ちにその価値を実証し始めました。

結果

Marieの既存のエッジベアリング入り3階層スパイラルと比較すると、イントラロックスのサイドドライブ技術により、エッジベアリングを交換する予防保守コストがゼロになったことを含めて、わずか1年間で総所有コストが1/10に削減されました。さらに、この新規ラインによってMarieの電力消費量が40%削減され、メンテナンスコストが90%削減され、生産量の増加に対応可能となりました。