Marie

ARB一列化、Marie社で詰りを解消し、労力を低減


ARBコンベアで搬送される、調理済み食品のトレー

チルドおよび冷凍の調理済み食品を専門とするフランス企業、Marie社は、所有する6工場のそれぞれにおいて長期的なソリューションに積極的に投資しています。エルヴォー工場にある2台のスパイラルフリーザーは、それぞれが一度に7,700 kgの製品を収容します。調理済み食品のミールトレイはフリーザーから整列されずに放出されます。両ラインで製品を縦1列にするため、工場はサイドレールシステムを利用していました。サイドレールシステムでは、製品の詰りが頻発(1日に2~3回)し、それが製品損傷につながっていたので、工場は、製品の向きを整える作業員を各シフトに1名配置して、詰まりを最小限に抑えていました。

イントラロックスは、コンベアサイドレールシステムの代替として、サイドレールや複雑な機械制御なしで自動一列化を行うActivated Roller Belt(ARB)一列化ソリューションを推奨しました。イントラロックスは、Marie社が新コンベアのレイアウトを設計するのをサポートし、地元のOEM(自社ブランド製造販売会社)がイントラロックス装備の新一列化コンベアを製作するのを支援しました。

Marie社では、スパイラル搬出部に詰り防止係を各シフトに1名配置する必要がなくなりました。新しいイントラロックスの一列化システムは、一列化の過程で起こる製品の詰りと損傷をすっかり解消し、また、古いサイドレールシステムにあった可動部品を排除したことによって安全性も改善しました。