世界的タイヤメーカー

DARB技術、タイヤメーカーで年間63,000ドルを節約


グリーンタイヤ搬送には困難がつきものです。詰り、スクラップの発生、メンテナンスのかさむ浮出し式とローラー式の振分け。このような状況から脱却しようと、ある世界的タイヤメーカーは決めました。その会社は、イントラロックスの力を借りてグリーンタイヤソーター1台、グリーンタイヤ合流装置1台、グリーンタイヤ乗継ぎ装置1台を交換することにしました。

特許取得技術のダブルアングルローラーベルト(DARB)4500シリーズが最適なソリューションであると、イントラロックスは判断しました。DARBコンベアは、製品を損傷するおそれのあるプッシャーなどの装置を用いずに、優しく正確に製品の直角ダイバートを行います。ベルト上面走行路(キャリア側)内にある空気圧作動のダイバートゾーンがベルトのローラーを作動させる仕組みによって、製品がそれまでの進行方向とは直角の方向へ向かいます。DARBソーター4500シリーズは単一方向への仕分けを行います。

DARB合流4500シリーズ1台とDARBソーター4500シリーズ2台が2014年、定期工場休止中に取り付けられました。2年半が経過しましたが、3台の装置はどれも稼働を続けており、性能や品質の問題は何も報告されていません。グリーンタイヤスクラップは70%減少し、節約したスクラップの額は年間平均で63,000ドル(55,440ユーロ)になります。