自動車メーカー

低床式PeopleVeyorソリューション、従業員の満足度は100%


自動車工場に設置された10000シリーズ・ピープルベアコンベアベルト

ある自動車メーカーは、イギリスの工場でドア組み立てラインの労働環境を人間工学的に改善したいと考えていました。ドア組み立て工程は、それぞれ約14フィート × 4フィート(4.2 m × 1.2 m)という広さの34の作業ステーションからなり、全ステーションで、手を伸ばす、歩く、かがむという動作を多く必要としていました。工場幹部は、人を運ぶコンベアを作業ステーションに追加することに関心を持っていましたが、それには厳しい条件が伴いました。そのエリアに追加補助要員を置くことのないよう、ソリューションはメンテナンスフリーであることが必須でした。ラインは中二階にあるので、ピットを掘ってコンベアを収容することは不可能でした。ベルト材質が導電性であること、エリアの標準タクトタイムをそのまま(62秒)に保つことも必要でした。

自動車メーカーとメーカー指名のインテグレーターは、それらすべての条件を考慮し、イントラロックスの特許ベルトである導電性アセタールの1000シリーズ・ノンスキッドレイズドリブを装備した一連の低床式Intralox PeopleVeyorシステムを取り付けることに決めました。イントラロックスのソリューションは、黄色のセーフティーエッジ、くずを即座に集めるノンスキッドレイズドリブ表面を含んでおり、また、一流のカスタマーサービス、技術リソース、ベルト性能保証で裏打ちされています。

2016年、クリスマス連休のメーカー一時休業中に取り付けられたPeopleVeyorシステムは、人間工学と操業の両面に著しい改善をもたらしました。従業員は、以前ほど手を伸ばしたり、かがんだり、歩いたりする必要がなくなり、疲労レベルは大きく低下しました。従業員からは新ソリューションに対する満足度は100%と報告されており、タクトタイムとメンテナンスレベルは以前と変わっていません。イントラロックスとこのメーカーは、現在、さらなるプロジェクトの今年後半実施を目指しています。