Vikomar社、サーモドライブベルトおよびゼロスプライス技術でメンテナンスを排除し洗浄作業を最適化
導入事例Vikomar社
製品
サーモドライブベルト
産業
魚と水産物

お客様の目的
ノルウェーの大手ニシン・サバ加工業者、Vikomar社では、機械の間に設けた切り身のラインで課題を抱えていました。ベルトのヒンジ部分が汚れの滞留箇所となり、衛生管理を困難にしていたのです。食品安全と高品質な製品の持続的な提供に力を注いできた同社は、これらの工程を最適化して、衛生面のリスクと稼動停止時間を低減しようと模索していました。
イントラロックスによるソリューション
イントラロックスが推奨したのは、A23材質で作られ、ゼロスプライス技術を採用したサーモドライブ8050シリーズのベルトでした。サーモドライブベルトを使用することで汚れが溜まる箇所がなくなり、衛生面とメンテナンス性の両方が簡素化されます。また、サーモドライブ技術の採用により、サーモドライブベルトの各セクションを溶着作業なしで迅速かつ容易に接続できるため、労力と稼動停止時間をさらに削減できます。イントラロックスのアプリケーションエンジニアがVikomar社に赴き、同社の設備の改修作業が円滑に進み、新しい設計が厳格なHACCPガイドラインに準拠していることを現地で確認しました。
実績
イントラロックスのソリューションによってVikomar社は操業が改善しました。ベルトの取り外しと取り扱いがシンプルになったことで破損が減り、衛生管理の再作業も不要になりました。加えて信頼性の高い性能でメンテナンス不要のライン操業が可能となりました。洗浄作業を一貫して効果的に行えるようになった今、以前のソリューションよりも各作業時間が30分短縮しました。この改善のおかげで、Vikomar社は、高品質な魚が豊富な遠隔地でも自立して操業できるようになりました。
短いコンベアの改造から始めましたが、その結果に驚きました。そのあと当社の 43 メートルという最も長いコンベアの改造もでき、今ではメンテナンス不要のライン操業と優れた洗浄性を享受していま す。
Nils Arne Sunde氏
Vikomar社、技術マネージャー


