Punchbowl Kiwifruit Services社がARB直角乗継ぎS400仮想ポケット合流で選別ラインの処理量を最大化

導入事例

Punchbowl Kiwifruit Services社

製品

ARB装置

産業

青果物

お客様の目的

Punchbowl Kiwifruit Services社は、ニュージーランドのプケコヘにある工場の処理能力を改善し、栽植と収穫の継続的な拡大を望んでいました。別の選別ラインがまもなく作動するため、カートンを優しく取り扱い、作業者の安全性を高め、メンテナンスと設置面積を削減する、より拡張可能なシステムが必要でした。

イントラロックスによるソリューション

Punchbowl社プケコヘ工場の既存システムでは、カートン充填機からトランクコンベアへ、カートンを直角に乗継ぐチェーン駆動コンベアが使用され、、ラベリングとパレットへの積み付けの下流にキウイフルーツを送っていました。同社にはイントラロックスの技術とサポートの過去の成功事例があったので、当社に、より高度な処理ソリューションの支援を求めました。当社はお客様のニーズに最適なソリューションは、アクティベイテッド・ローラーベルト™(ARB™)直角乗継ぎS400仮想ポケット合流であると考えました。わずか3ヵ月で、Punchbowl社の姉妹会社であるPunchbowl Automation社と当社の協業により、ARBベースの合流ソリューションが設計・構築されました。

結果

当社のARB直角乗継ぎS400仮想ポケット合流により、Punchbowl社プケコヘ工場の処理能力が向上し、従来のソリューションよりも多くのフルーツを梱包できるようになりました。これにより、選別機からパレタイザーへのカートンの移動に必要なフロアスペースと、装置の量の両方が削減されました。イントラロックスのソリューションにより、予期しない稼動停止時間 やメンテナンスの時間外作業が大幅に削減され、工場の週間チェックリストから、ベルト軌道や張力の調整がなくなりました。

イントラロックスのARB装置には、従来の技術における引っ掛かりやすい箇所がないため、ガードがなくても作業者の安全性が高まり、設置面積とメンテナンスのアクセス性が向上しました。このソリューションは、システムの既存の6つの搬出口において、1分間に最大42カートンの処理能力を実現し、将来的には12の搬出口まで拡張することも可能です。現在まで修理や交換の必要はなく、今後少なくとも4年以上は必要ないと見込まれています。新しいラインの設置に成功したPunchbowl社とイントラロックスは、梱包エリアをさらに最適化する追加のソリューションに取り組んでいます。

4年
想定される修理や交換が不要となる期間
42カートン
1分間の処理能力を達成
25%
代替ソリューションよりも少ない設置面積
150分
既存システムよりもシーズン毎の計画外の稼動停止時間が減少