Punchbowl Kiwifruit Services

イントラロックスの合流および仕分けシステム、Punchbowl Kiwifruit Servicesが求めた条件をすべてクリア


イントラロックスの合流および仕分けは、当社の包装システムに欠かせない一部となっています。66%の増産を可能にし、同時にパレット積付けステーションへのボックスのフローを最適化してくれました。

Simon Craig氏
Punchbowl Kiwifruit Services ジェネラルマネージャー

お客様の目的

Punchbowl Kiwifruit Servicesは、ニュージーランドのプケコヘを拠点 とするキーウィフルーツ生産者で、複数の果樹園と1つの梱包施設を 運営しています。収穫増を見込んでいたPunchbowlは、年間生産量 を280万ボックスから500万ボックスへと効率よく引き上げることがで きるシステムを探していました。

包装工程からパレタイザーまでのケース仕分けシステムには、それま で空圧式プッシャーが使われていましたが、その能力は毎分24ボック スが上限で、増産に対応できるものではありませんでした。プッシャー アームは、従業員の安全を脅かす恐れもありました。詰りを取り除こう として手を入れてしまわないようPunchbowlは防護器具を設けました が、それでも安全への懸念は残りました。また、プッシャーは1台置くご とに4.9フィート(1.5m)が必要で、貴重なフロアスペースをひっ迫してい ました。

プッシャーは作動タイミングがずれてボックスを損傷することが時折あ ることも、Punchbowlは気にかけていました。それによって約6%のキー ウィフルーツが損傷し、つぶれたボックスは手直しして再循環させなけ ればならなかったのです。

イントラロックスの実施策

Punchbowlは、2本の梱包ラインから6か所のどの手作業パレット積付 けステーションへも、どんなボックスも仕分けることができる柔軟なソリ ューションを手に入れたいと考えました。その仕分けシステムには、ボッ クスがつぶれる箇所と安全の障害となるものがないこと、限られたスペース内で毎分40ボックスの最大能力を達成できることが条件として求められました。

必要条件をすべて満たすことができたのは、イントラロックスのActivated Roller Belt (ARB)合流400シリーズ(2本から1本)と、6つの出口を持つ Dual-Stacked Angled Roller Belt (DARB)直角仕分け4500シリーズで した。そのシステムは、ずっと少数の可動部品数で、さらなるフロアスペー スをとることなく、スムーズにボックスを1列に合流させ、手作業パレット積 付けステーションへと直角方向に仕分けます。イントラロックスは導入を 支援するため、厳しい納期に応じて装置を納入しました。

結果

2020年3月の取付け以来、イントラロックスの合流および仕分け システムはすべての目標を達成し、問題はまったく発生していません。そのARBおよびDARB装置は最大毎分40ボックスの搬送を こなしており、Punchbowlは前シーズンよりも400,000ボックス多い 320万ボックスを梱包することができるようになりました。

Punchbowlは現在、毎シーズン500万ボックスという目標を達成す るため、既存のイントラロックス仕分け装置を延長し、仕分け箇所 を2つ追加する計画を立てています。