ThermoDriveによる包装供給上昇コンベア改造で切り替え時間を58%短縮
イントラロックスとCommercial Food Sanitationからはすばらしいサポートを受けま した…どちらもたいへんプロフェッショナルで、 気さくで、あらゆる手段を尽くして物事を成し 遂げる会社です。
Dave Morris氏談
McEntire Produce社オペレーション担当シニアバイスプレジデント
お客様の目的
80年以上も前にトマト梱包業者として創業したMcEntire Produce社 は、フレッシュカット加工、再梱包、卸売の大手業者へと成長し、米国 全土の食品サービス業者に製品を供給しています。サウスカロライナ 州コロンビアにある最新式の工場は、週5日、2シフト制で操業されて います。
幅広い品目の青果物を扱うため、McEntire社は上昇コンベア1台につ き1日に10~12回も搬送品の交換を行っています。ベル トと装置は 各ロットの合間に入念に洗浄され、2シフトが終了するたびに全面的 な殺菌が施されます。食品安全を最優先するMcEntire社は、衛生目 的で、また、異物による汚染の防止を目的として継続的な設備最適 化を行っています。
「私たちをつき動かす最大の要因は食品安全だといって間違いない でしょう。」とMcEntire社のセールス・アンド・マーケティング担当バイス プレジデント、Mike Haygood氏は言います。「品質がこの上なく重要な のはもちろんで、当社は非常に厳しい品質基準を持っており、それは 顧客も同様です。しかし、圧倒的に業界を駆り立てているものは、食 品安全です。」
イントラロックスの実施策
McEntire社の包装供給上昇コンベアには、コンベアの高さ、乏しいアク セス性、コンベアベルトの重たさに起因する独特の衛生課題がありま した。
「計量上昇コンベアの洗浄が難しいのは、」とオペレーション担当シ ニアバイスプレジデント、Dave Morris氏は説明します。「高さと長さが 非常に大きく、ベルトも非常に重いので、必要な場所すべてになかな か手が届かないためです…このベルトを効果的に洗浄するにはとて も時間がかかります。」
洗浄時間を減少させ、稼働時間を増加させたいと考えたMcEntire社は イントラロックスに相談しました。イントラロックスは自社傘下企業のひと つであるCommercial Food Sanitation(CFS)の専門家と共同で詳細な コンベア評価を実施し、C9計量上昇コンベアおよびホッパーにイントラロ ックスThermoDriveベルトをレトロフィットすることを推奨しました。イントラ ロックスとCFSはまた、切り替え時間を短縮し衛生とベルト性能を向 上 させるため、McEntire社とともに現行トレーニングプログラムの強化と、設 計および工程改善の実施に取り組みました。
結果
2018年8月にThermoDriveを計量上昇コンベアにレトロフィットし て以来、McEntire社は洗浄時間および効率を著しく改善させまし た。McEntire社はその後、他の傾斜コンベアでもThermoDriveへの転換 を行いました。そして、何カ月も何年も先まで、さらに多くのアップグレー ドを予定しています。
イントラロックス、CFSと共同で構築したトレーニング、設計、適正製造基 準(GMP)の強化と相まって、ThermoDrive技術は切り替え時間を上昇 コンベア1台につき58%短縮しました。水、化学薬品、エネルギー、労力 などの関連コストも減少しました。「切り替え回数がとても多いので、」 とMorris氏は続けます。「年間にするとコストの合計は莫大な額になっ てしまうのです。」
ThermoDriveベルトは軽量で、取り外さなくてもベルトリフターで簡単に 持ち上げて洗うことができるので、洗浄が大幅に簡素化されました。 プロセスが簡素化され、アクセスが容易になったので、作業安全性が 向上しました。また、洗浄にかかる時間が減少したので、生産稼働時 間が著しく増加しました。
Morris氏からはThermoDriveベルトばかりでなく、イントラロックスとCFS についてもすばらしいお褒めの言葉をいただいています。「イントラロッ クスとCommercial Food Sanitationからはすばらしいサポートを受けまし た。3社ともが、新しいものを取り入れ食品業界の発展に貢献したいと 考えていたからできたことだと思います。質問があるとき、助けが必要 なとき、いつでも対応してくれました…どちらもた いへんプロフェッショナ ルで、気さくで、あらゆる手段を尽くして物事を成し遂げる会社です。
ThermoDriveベルトは包装供給上昇コンベアのより高い基準を打ち立てます。さらに詳しく知るには