Citrus Juice

イントラロックスの手を借りて、時間とお金をしぼり出したCitrus Juice社


「全員が力を合わせて、私たちの工場に最適のソリューションをもたらしてくれました。工場内の対象用途すべてにこのベルトを導入できればと考えています。」

Wagner Gonçalves氏
Citrus Juice社経営者

ブラジルのサンパウロ州イタジョビにあるオレンジとレモンの加工業者Citrus Juice社は、搬入ラインコンベアでフラットベルトを使用していました。そのフラットベルトはテンション式で傾斜していたので、軌道をはずれることが多く、それが最終的にベルト破損につながっていました。また、ベルトとコンベア部品との間の摩擦によって頻繁にくずが発生するので、清掃してそれを取り除く必要がありました。

ベルトの修理を外部委託すると約6時間の生産停止となり、その上修理費がかかります。搬入ベルトは年に2度故障していたので、Citrus Juice社の工場のマネージャーたちは年中無休で待機し、夜中に呼び出されることもたびたびでした。

イントラロックスの顧客担当マネージャーは、工場の操業改善を手伝うチャンスを得ましたが、そのソリューションに求められた技術は、この重要用途ではまったく新しいものでした。イントラロックスのエンジニアは食品用途では初めての使用となるアセタール製の4500シリーズ・フラットトップモジュールプラスチックベルト(MPB)を推奨しました。MPBは耐久性に優れていること、そして、金属製のベルト上面走行路(キャリア側)を短期間で摩耗させるステンレス製ロッドが用いられていないことが推奨の理由でした。イントラロックスがソリューションの太鼓判を押し、Citrus Juice社はイントラロックス4500シリーズ・フラットトップベルトの導入を決めました。

2017年12月当初の取付け以降、Citrus Juice社は他の重要用途で使用するため、さらに2本のイントラロックスベルトを追加購入しました。強度と耐久性に優れた4500シリーズ・フラットトップベルトは、一度につき2年間使用できるので、予定外ダウンタイムを解消でき、コストがかさむローラーも不要になります。また、フラットベルトの接合を外部業者に頼る必要がなくなるので、Citrus Juice社の自立性と生産性は高まります。

Citrus Juice社は今日、年間に次のようなコストを節約できるようになりました。

  • $37,179の生産ロス
  • $9,238の部品(ローラー、フラットベルト、シャフト)
  • $2,660の生産停止時間の労働力*

*ブラジルの人件費を基に計算