粉チーズメーカー、イントラロックスの特許取得済み技術で、製品の品質と歩留まりを向上

お客様の目的

ニュージーランドの粉チーズメーカーでは、ベルト上で搬送品の蓄積が発生していました。業界共通の問題である、粉チーズの貼り付きにより生じる蓄積により、製品の均一性と歩留まりが低下し、衛生管理のための稼動停止時間が増え、異物による汚染（FMC）のリスクが高まっていました。多くのメーカーは、蓄積を、避けられない課題として受け入れていますが、この企業は、その解決策を求めてイントラロックスに相談しました。

イントラロックスによるソリューション

当社の専門家は、2つの特許取得済み技術の組み合わせを推奨しました。サーモドライブのバードライブ8050シリーズベルトおよびスクレイパー付きIntraloxドライブユニット（IDU）。このベルトは、粘着性の搬送品に対して優れた剥離性を発揮し、その衛生的特性により、衛生手順を簡素化します。また、IDUの独自設計により、運転中のベルトの滑りや飛び跳ねのリスクが大幅に低減されます。駆動の信頼性の高い性能により、バネ付きスクレイパーは、ベルト幅全体にわたり一貫した圧力を維持しつつ、摩耗に耐えることが保証されます。当社のサーモドライブ技術をIDUと組み合わせることで、チーズメーカーはベルトから剥離されるチーズの量を最大化でき、塊や古いチーズによる生産ラインへの影響を防ぎます。

実績

期待どおり、イントラロックスのソリューションにより、ベルト上のチーズの蓄積は大幅に低減し、製品の歩留まり、収益性、衛生管理の簡単さが向上し、FMCリスクも低減しました。設置以降、工場では、製品品質の問題がなくなり、清掃にかかる時間が大幅に削減されました。この設置の成功後、チーズメーカーは、サーモドライブコンベア用に、追加で5つのIDUとスクレイパーの組み合わせを購入しました。