Canélia

ARB振分け、Canélia社で新パレット様式の運用開始を実現


ARB振分け技術の素晴らしいところは、連続的にスムーズに製品を移動させるシンプルさです。このソリューションは当社のニーズにぴったりのものでした。

Mathieu Agranier氏
Canélia社生産部長

Canélia社はフランスのプティ・フェイトに本拠を置く牛乳生産者で、世界屈指の乳業企業 ラクタリスグループの傘下にあります。Canélia社のボトリング工場では、1リットルのポリエチ レンボトル入り牛乳が6本、8本、または10本ずつの束に、毎時15,000本の処理速度でシュリ ンク包装されています。8リットルおよび10リットルのパックはラインの最大処理速度でパレタ イザーへと搬入されていました。工場は新たなニーズに対応するため、生産量を維持したま ま、新しいパレット様式を作り、同時に各パレット層のボトル配置を変更する必要がありました。 

この工場は、幅方向の可調整式ガイドレールによる搬送技術を用いて、ライン1本でパ レタイザー搬入を行っていました。しかし、新しいパレット様式を実現するにはラインが2本 必要です。ガイドレール技術は、異なるパックサイズを扱うには調整に時間がかかりすぎ、も はや採算のとれる搬送ソリューションではありませんでした。それは、詰まりの頻発やパッ ケージのシュリンク包装損傷の原因にもなっていました。そのような理由でCanélia社はイ ンテグレーターとイントラロックスに、もっといい搬送ソリューションがないか相談したのです。 

イントラロックスは、異なるパッケージタイプごとの調整がいらず、ライン2本を通してパレタイザー 搬入を行う自動搬送ソリューションである400シリーズActivated Roller Belt(ARB)振分け 装置をシミュレーションで提案しました。ガイドレールとそれにまつわるパッケージ損傷は解消さ れました。イントラロックスの振分け装置は生産量を最大化し、Canélia社は市場のニーズに応 じて多様なサイズおよび配置のパレットを扱うことができるようになりました。