Candia社

Candia社、ARB技術で仕分けラインを増強


イントラロックスのARBソリューションは、当社の要求をすべて満たし、さらに、外観に運動部品がなく、美観に優れたデザインになっています。

Helder Dias氏
Candia社ディレクター・オブ・オペレーションズ兼テクニカルプロジェクトマネージャー

Candia社は、フランスのクレルモン・フェランにある工場で、小売業、フードサービス業、食品加工業を営むヨーロッパ全域の顧客向けに年間52,000トンのバターを生産しています。バターは多様な形態に製造、包装され、次にさまざまなサイズの段ボール箱で梱包されます。

工場には、製造および包装業務を行うひとつ下の階に9本の搬送ラインと3台のロボットから成るパレット積付けゾーンを新たに設ける計画がありました。Candia社は多様な製品に十分対応できる柔軟性を備え、なおかつ、製品詰まりのリスクを解消し、より安全で、フロアスペースを節約し、メンテナンスおよび労力コストを低減するシステムを求めていました。

Candia社は、製品を仕分けてロボットに搬入するためにイントラロックスDARBソーター400シリーズを使った新しいパレット積付けシステムを取り付けました。イントラロックスのActivated Roller Belt (ARB)技術がこのプロジェクトのすべての目的、とりわけ安全性に適うという理由で、Candia社はイントラロックスをパートナーに選びました。ARB装置は外付けの運動装置(プッシャーアームなど)を使用せず、Candia社が検討していた他の技術よりも低騒音です。

イントラロックスとCandia社、そして、Candia社のパレタイザーのOEM(自社ブランド製造販売会社)と筆頭取引先インテグレーターも加わった連携はスムーズで相互に有益なものとなりました。取付けから5年が経過しましたが、DARBソーターはオペレーターの安全を向上させ、詰まりとライン停止を解消し、予定外のメンテナンスはまったく不要となっています。