Roche Fruit社、S2400曲線HDEベルトでベルト寿命を最大化し、稼動停止時間を最小化
導入事例Roche Fruit社
製品
モジュールプラスチックベルト
産業
青果物
ソリューションズ
イントラロックスFoodSafe

お客様の目的
Roche Fruit社のヤキマ工場(ワシントン州)では、曲線ベルトの問題が原因で計画外の稼動停止時間が頻繁に発生していました。袋詰めする際や手作業でリンゴをチェックする前後に、コンベアベルトでロッド抜けが発生し、エッジが破損してベルトセクション全体が停止していました。多くのコンベアで同じ駆動シャフトを使用していたため、ベルト1つが停止すると、ラインのセクション全体が停止してしまいます。復旧するための臨時メンテナンスとは別に、停止を減らすためにスタッフが毎日ベルトを点検する必要もありました。
イントラロックスによるソリューション
Roche社からイントラロックスにサポート依頼があり、同社の梱包エリアにイントラロックスのデュアルスタックアングルローラーベルト(DARB)技術を導入し、順調に稼働しています。曲線用途については、イントラロックスの技術者は、2400シリーズ・重荷重エッジ(HDE)付き曲線ベルトを推奨しました。耐障害性を備え、最適化されたエッジ設計により、誤用、引っ掛かりやすい箇所、方向揃え不良に起因するエッジの損傷と破損が軽減されます。さらに、特許取得済みの荷重分散エッジにより、重要なエリアにおける応力が減少し、ベルト寿命が延長されます。Roche Fruit社は特定のコンベアでこのソリューションを試験導入し、およそ12か月間、問題が一切発生しませんでした。まるまる1シーズン、問題が発生しなかったことで、施設のコンベアすべてに設置することになりました。
実績
イントラロックスの技術者が想定したとおり、S2400曲線HDEベルトにより、頻繁なロッド抜けとベルトの破損の問題が完全に解消されました。イントラロックスのソリューションにより、Roche社のベルトと部品の寿命が延びるとともに、計画した稼働停止時間と計画外の稼動停止時間が大幅に削減されました。Roche社は、ヤキマ工場の11のコンベアにS2400曲線HDEベルトを後付けしました。
イントラロックスの曲線ベルトのおかげで、多大なコスト増になっていた計画外の稼動停止時間が削減されました。2400シリーズHDEベルトを設置したことで、搬送系、製造計画全体、性能の一貫性に対する信頼が向上しまし た。
Al Pineda氏
Roche Fruit社、ゼネラルマネージャー