Namet社

Namet社、イントラロックスのThermoDrive技術で時間を節約し、製品品質を向上


サーモドライブコンベアベルトで搬送されるケバブ肉

イントラロックスは、知識や技術を備えた対応可能な専門家をごっそり割り当ててくれました。たったの2日間で、レイアウト図と最大価値ベルトも含めたコンベアフレームの機体設計を出してくれました。イントラロックスからは衛生設計原理とCIP(定置洗浄)装置についてもサポートを受け、衛生と食品安全には決して妥協しない当社の洗浄班を応援してもらいました。

Volkan Yildirim氏
Namet社テクニカルマネージャー

お客様の目的

ナメット社は、能力増強の後、ドネルケバブ肉搬送用の恒久的なソリューションを必要としていました。ドネル肉の製造と冷却には広範な温度が求められますが、使われていたフラットベルトはその要件を満たしていませんでした。温度は、ロボット応用設備によって、製造エリアで85°F(30℃)、ベルト上の製品においては150~175°F(65~80℃)に上昇し、冷却ルームでは零下に低下します。その用途にある長いコンベア(50~60フィート、15~18m)での動作においても、フラットベルトは満足できるものではありませんでした。伸びやスリップを起こし、頻繁に交換しなくてはならなかったのです。Namet社は、より短時間で、なおかつ衛生要件を完全に満たす洗浄プロセスも実現したいと考えていました。

イントラロックスの実施策

製品品質と歩留まりの向上を常に追求するNamet社は、この特別な目的のためイントラロックスに問い合わせました。イントラロックスの専門家は、ものの2日間で新システムのレイアウトと設計の青写真を練り上げ、Namet社テクニカルマネージャー、Volkan Yıldırım氏に提出しました。

問題の多かった長いフラットベルトは、表面にまったく開孔がなく均質な熱可塑性材質でできたサーモドライブ8050および8050XTシリーズベルトに置き換えられました。ThermoDriveは、ベルトテンションをつける必要がないので、どんな長さでもコンベアシステム全体で緩やかな運転を確保できる唯一の技術となり、ベルトの寿命延長、コストの最小化、生産停止時間の低減、ベルトエッジの保全性向上、効率の向上をもたらします。Namet社は、ThermoDriveベルトを補完するイントラロックスのクリーン組込み洗浄(CIP)システムも取り付けました。そのスプレーバーシステムは、ベルトの裏側、スプロケット、シャフトをしっかり洗浄するよう設計されています。

結果

Namet社のThermoDriveベルトは設置以来順調に稼働しています。ドネル肉は製造から冷却まで品質が保持され、製品ロスもありません。CIP(定置洗浄)装置の導入によって、ThermoDriveベルトの洗浄および殺菌手順が容易になり、ドネルコンベアの衛生度は著しく向上しました。

Yıldırım氏はこの展開にすっかり満足しています。「イントラロックスは、知識や技術を備えた対応可能な専門家をごっそり割り当ててくれました。」と彼は語ります。「たったの2日間で、レイアウト図と最大価値ベルトも含めたコンベアフレームの機体設計を出してくれました。イントラロックスからは衛生設計原理とCIP(定置洗浄)装置についてもサポートを受け、衛生と食品安全には決して妥協しない当社の洗浄班を応援してもらいました。」