Cabomar Congelados S.A.

ThermoDrive技術、洗浄時間を30%短縮


サーモドライブコンベアベルト間を搬送されるイカヒレ

イントラロックスのThermoDriveベルトを取り付けて大変満足しています。衛生面とメンテナンス面で期待通りの結果を得ることができ、イントラロックスチームのサポートも十分でした。

Enrique Freire氏
Cabomar Congelados S.A. ジェネラルマネージャー

Cabomar Congelados, S.A.は、ヨーロッパ全域の顧客向けに魚と水産物を加工しています。スペインのポンテベドラにあるその工場は、生イカの洗浄とスライス用に新しいラインを設置しようとしていました。そこにあったコンベアは洗浄が困難で、内側ではそれが特にひどく、入念に洗浄しても満足な結果を得ることができませんでした。Cabomar社は、新たなコンベアベルトとコンベア設計の組み合わせを必要としていました。成果を犠牲にすることなく洗浄時間を短縮し、洗浄効率を高めることができるものを求めていたのです。

Cabomar社は新しいイカ洗浄ライン用にIntralox ThermoDrive技術を採用しました。ThermoDrive技術は、板状の均質な熱可塑性材質と、モジュールプラスチックベルトの確実駆動特性に、特許取得の独特な駆動噛み合いソリューションを組み合わせてテンションレスベルトシステムを構築します。この技術は、運転のコストと複雑さを削減または排除し、より高度な衛生を達成しようとする加工工場の助けとなります。Cabomar社はイントラロックス製品の使用経験があり、技術革新、サービス、サポートを追求するイントラロックスの姿勢を高く評価していました。

イントラロックスの設計アドバイスに基づいて、Cabomar社は2015年、ThermoDrive直進コンベアを導入しました。それ以来、もたらされてきたのはプラスの結果ばかりです。ThermoDriveベルトの衛生メリットが、コンベアフレームをオープンにするという発想と相まって、洗浄の効率と効果を著しく向上しました。残りのラインともオーダーメイドで一体化することができました。洗浄時間は30%短縮され、ふきとり検査結果も良好で、歩留まりも向上しました。コンベアは、追加のメンテナンスをまったく必要としていません。Cabomar社は、現在イントラロックスと共に、さらに最高20台のコンベアへの全社的レトロフィットの提案を進めています。