イントラロックス、異物混入リスクを標的に

ベルトに関連した異物混入リスクを防止するために新たなFoodSafe製品を開発

鶏胸肉を載せたFoodSafe 800シリーズ・ポリケトンベルト

食品製造の自動化が世界中で進む中、食品メーカーが安全に生産を行うためには、ベルトがかつてないほど重要な役割を果たすようになりました。その点に注目し、ベルト関連の異物混入リスクを防止するため特別に開発した新FoodSafe™製品をイントラロックスが発売します。

アセタールよりも耐衝撃性、耐化学薬品性、耐摩耗性に優れたPK(ポリケトン)製のイントラロックス800シリーズ・フラットトップ重荷量仕様エッジは、それら新製品のひとつです。イントラロックスのPKは、-40°F~200°F(-40℃~93℃)の温度範囲において、工場内の非機械的、ベルト関連の異物混入リスクを低減します。このベルトはFDAおよびEUの規定に準拠しています。

重荷量仕様エッジは、頑丈な設計で毎日の衛生作業中やメンテナンス中の破損リスクを低減します。また、ベルトエッジを無孔にし端面を揃えることによって、ひっかかりやすい箇所を最小限にとどめています。新発売のスプロケットスペーサーを併用すれば、衛生作業中にスプロケットがずれないので、食品メーカーは、ベルト位置を始動時と同じに保つことができるようになります。

これら新製品は、イントラロックスのFoodSafe製品ラインナップの一部として、安全な食品を効率的かつ効果的に生産したいという食品メーカーのニーズに応えます。FoodSafeは、イントラロックスの定評ある製品とサービスを一体化し、食品メーカーの食品安全および操業の目標達成をお手伝いします。

「当社の専門家は世界中の食品製造現場で多くの時間を過ごし、ベルトに関連する異物混入の根本原因を理解するため詳細な調査を行ってきました。」と、イントラロックスFoodSafeマネージャー、Killian Lapeyreは語ります。「このような問題のほとんどは、適切なコンベア設計、予防保守、衛生プログラムによって防止可能であると私たちは考えています。イントラロックスは、これらの重大要素それぞれについてソリューションを提供しています。」


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