イントラロックスがヨーロッパ本社をスキポールに移転

新施設では生産能力が増強され、顧客向けの試験スペースが拡張

オランダのスキポールにあるイントラロックスヨーロッパ本社、エントランスに続く舗装された歩道と植えられたばかりの木々

モジュールプラスチックベルトの発明者で世界的大手の搬送ソリューションプロバイダーであるIntralox, L.L.C.が、ヨーロッパ本社をオランダ・アムステルダム近郊のスキポールにある、より大型の施設に移転することを発表しました。新施設は、当社とお客様の現在および将来の成長を支援していきます。

顧客需要の増加に伴い、業界標準の最短納期と99%超の期日通りの出荷を維持するため、生産スペースと倉庫スペース拡張が必要でした。新施設では、モジュールプラスチック生産施設が2倍、倉庫スペースが3倍にまで拡張されているため、より高い需要に対応することができます。

新本社には、イントラロックスのCommercial Food Sanitationチーム専用のトレーニングセンターがあり、お客様向けのトレーニングをここで定期的に開催することができます。さらに、技術デモセンターと調整コントロールセンターも併設されています。そのため、イントラロックスの専門家が、冷凍性能、搬送品の整列、乗継ぎなど、専用エリアでお客様の製品を試験できるようになります。

「今回の移転は、当社が継続的な改善とお客様からの信頼を重視していることを反映するものです」と、イントラロックス・ヨーロッパゼネラルマネージャーのJeroen Neuhofは説明します。「この拡張に伴い、生産能力が増強されるとともに、新しいトレーニングセンターと試験センターの併設で、お客様に多大な価値をもたらすでしょう。」

広々とした新本社には、イントラロックスヨーロッパのエンジニアリンググループ、ビジネスサポートチーム、テクニカルサポートグループ、受賞歴のあるカスタマーサービスグループなどが集結します。スキポール事業所のカスタマーサービス担当者は、EMEA地域全体のお客様に12か国語で電話サポートを提供します。

新施設は、BREEAM(the Building Research Establishment Environmental Assessment Method)の「Excellent(素晴らしい)」評価レベルに準じて建設されました。BREEAMは、科学に基づいた環境配慮型建設検証・認証システムです。イントラロックスは従来より、太陽光や蓄電など、最新の持続可能な技術に投資しており、スキポールトレードパークのビジネス地区内に新施設を建設した、オランダ初のスマートエネルギー供給網のメンバーです。

1971年に設立されたイントラロックスは、国際的な統括本社を米国に置き、ヨーロッパ、中国、英国、ブラジル、オーストラリア、インド、日本など世界各地に拠点を置いています。


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